『使わなければダメになる』役者・早川透さんにインタビュー

公演

【役者・早川透さんにインタビュー】

すがの公(以下、すがの):お久しぶりです。
早川透(以下、早川):お久しぶりです!
すがの:最近どう?
早川:今年引っ越しをしました。
すがの:ほー
早川:見知らぬ土地で路地裏とかにある飯屋を探すのにハマってます。
すがの:割と堅実な趣味ですね(笑)
早川:堅実なのをチョイスしました…w
すがの:他にもあるんだな。
早川:(笑)

【再演『使わなければダメになる』のこと】

すがの:今回の『使わなければダメになる』は、2008年に書いたものを大改訂しました。
早川:14年前の作品って考えると時代を感じますねぇ。
すがの:台本読んで、最初の印象はどんなだった?
早川:救われない話だなぁと。
すがの:あー、そうも取れるかぁ。
早川:基本陽気な雰囲気と見せかけて結構しんどいというか、残酷というか…w
すがの:確かに残酷かもしれません。
早川:ハムさんは過去にどんな経験をしてきたんだろうなぁと思ってます。
すがの:別にないよ(笑)
早川:ほんとっすか?(笑)

【五人の中で一番面倒な役】

すがの:早川くんの役どころも、陽気担当と見せかけてなかなか深いよね。
早川:そうなんですよねー。
すがの:最後、傷をえぐってから居なくなる(笑)
早川:だから難しいというか理解するのが大変ですね
すがの:俺は今回、『使わなければダメになる』役者五人の中で一番面倒な役だと思っています(笑)
早川:うぇーい
すがの:何役だっけ?
早川:中田山レイコの本を出版している、月の杜文庫編集部・新人の村上です。
すがの:23歳の役だ。

早川:自分本位で物事考えてそうな若者ですかね?
すがの:若いってのはそういうもんじゃないかな
早川:あとはヤリチンですw
すがの:自分には近いですか?
早川:いやー近くないですねぇ。
すがの:あそう?
早川:なんかここまで自分に自信を持てないです。
すがの:でも稽古の様子を見る限り、「当て書きかな?」って思われるほど、どハマりしてるよ(笑)
早川:嬉しい反面なんか複雑ですw

【ハムプロとのこと】

すがの:札幌のハムプロに関わってくれるってどういう感じですか?
早川:うーん
すがの:ほら、我々は札幌の団体だから、あまり得がないじゃん?
早川:考えた事ないですねぇ…
すがの:あ、そうなの?
早川:声をかけてもらえて嬉しいな♪としか…w
すがの:そっかい(笑)
早川:そっす(笑)

すがの:でも東京である程度役者をやってる人って、戦略的に役者やってんのかなーとかつい想像してしまう。
早川:あー
すがの:思い描いた役者ステップアップとか、無いんですか?
早川:一時期は映像のお仕事で食べていけるように考えたりしたんですけど、やっぱりやらせてもらえる仕事が少なかったりで厳しかったですねぇ
すがの:そうだよねぇ。なかなかねぇ。
早川:なかなかっすね。

【素直なイケメン】

すがの:最近考えてることとかある?
早川:コロナの影響で小劇場の演劇も配信チケットみたいなのが多くなったと思うんですけど、映像で伝えられる魅力って何があるのかなぁと。
すがの:なるほどー。なんかいろんなこと考えるようになったんだねぇ。
早川:そっすかね
すがの:最初会ったときっていくつ?
早川:20歳くらい?
すがの:9年かー。立派なイケメンになられて(笑)
早川:あざっす!
すがの:素直だ(笑)

すがの:最後に『使わなければダメになる』本番へ意気込みをどうぞ。
早川:色々考えたんですが…病気なく怪我なく頑張ります!!
すがの:それはホント、そうだねえ。
早川:はい
すがの:今回、割かし寒そうな衣装だもんね(笑)
早川:そっすね(笑)
すがの:(笑)ありがとうございました。

早川透さんが出演する『使わなければダメになる』は
下北沢の小劇場OFFOFFシアターにて
2022年7月22〜24日まで!お見逃しなく!

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